「おへそのあな」 著者/長谷川義史の絵本が友人から届いたのでご紹介します。
「おへそのあな」 著者/長谷川義史
長谷川義史さんの『おへそのあな』 2006年に出版され今も愛され続けている絵本。
この本はお腹に新しい生命を宿り、そしてそれから生まれてくるまでのその時の家族の風景だったり、気持ちだったりがとても自然に、そしてとてもあたたかく描かれています。
小さな小さな大切な命。
奇跡みたいな大切な命。
面白いのが、そのお腹の赤ちゃんからの目線が描かれているという事。誰しもがこんな風に生まれてくる前はお腹の中から、自分の家族の様子を感じていたり、聞いていたりしていたのだろうと。
時々、お腹の中にいた頃の記憶を覚えている・・小さな子がそんな風にいう事ってあるようですね。それをも感じさせてくれる絵本。
家族がとても楽しみに待っていてくれた「自分の誕生」。10か月間の間に家族の色々な会話を聞いているのだろうなぁ。そう思わせてくれます。
この世にひょっこりと生まれてきたこと。
(いや、ひょっこりとじゃないと思うけど
いい大人になっちゃうと、そんな事さえ忘れて生きてしまいます。自分がこの世に出てきた事。どんなタイミングで誰のもとに生まれてきたの?
自分の誕生を振り返る事はありますか?日々の慌ただしさについつい見過ごしな原点。誰もが誰かのお腹の中に命を宿って誕生してきている。当たり前だけど。
そういう自分の原点みたいな事、時に立ち止まってゆっくりと感じてみるのも良いかも?そう感じる絵本です。
この本は例えば、これから出産を控えているプレママや、そのプレママのママ!にプレゼントすると特に喜ばれるのではないかと思います。
また、生まれてくる赤ちゃんの兄弟に読んであげるのもとても良いと思う。
私も久しぶりに絵本を読んでとても気持ちがあたたかくなりました。
ネットで本を見たりすることが当たり前のような時代になったけど、このように絵本を1ページづつゆっくりと読む。
そんな時間も大切です。
長谷川義史 プロフィール
長谷川 義史(はせがわ よしふみ) 画家、イラストレーター、絵本作家。
1961年大阪府藤井寺市に生まれる。2000年「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」(BL出版)で絵本デビュー。「おたまさんのおかいさん」(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、
「いろはにほへと」(BL出版)、「ぼくがラーメンをたべているとき」(教育画劇)で日本絵本賞、本書でけんちぷ絵本の里大賞を受賞。 本書「おへそのあな」に記載より引用
そしてこちらは長谷川さんがご自身の絵本について語られています。
著者の想いを読むとさらに味わい深く見る事ができます。
さてなぜ、この本が届いたか?
プレママ・・
プレママとは初めて妊娠した女性の事を言いますが、そのプレママのママに。
冬には、私は「ばぁちゃん」になります。
同級生と比べると年齢的には結婚も早く出産も早かった私。今度は、ちょっと早くにばぁちゃんに。
どんなばぁちゃんになるかな??たぶん、おばあちゃんらしい落ち着いたばぁちゃんではないと思うけど(笑
たくさんの愛情はかけてあげたい。私の娘がたくさん愛情を皆からもらったのと同じように。
友人からこの本が届き、色々な想いがこみあげてきてて胸がいっぱいに。
感謝しています。生まれてくる赤ちゃんにもこの本を見せてあげよう!
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