中学一年生の女子から夏休みの宿題にあるという「働く人にインタビュー」を頼まれ、「理容師」として受けました。
12個の質問事項。自分の仕事の事は、あらためて聞かれると結構新鮮です。
その一部をご紹介します!
お母さんと一緒にご来店のMさん。少し照れ臭そうにしつつも、インタビュー開始。
この仕事(理容師)に必要な資格は免許はありますか?
あります~!理容師の免許を取らないと理容師としての仕事はできません。その免許は国家資格なんです。
と、そこで
国家資格??と早速、質問が。
国家資格とは法律に基づいて国や国から委託を受けた機関が実施する資格で、知識や技術が一定の水準以上であると国に認めてもらっている資格です。民間資格は、認定する主体が「民間」であるということ。
理容師って国家資格。私達、理容師にとって当たり前のことですが、意外と知られていない事もあるかもしれませんね。
どのような人が向いていると思いますか?
私が思うには、「人とお話することが好きな人」は向いていると思います!
そして「人のお話を聞く事も好きな人」は特にいいと思う。
もちろん、技術を伴う仕事なので、個人差、「器用」「不器用」はあると思う。
でもそれも、「練習」を重ねる事ですいぶんと変わっていくと思います。私も実は、この業界に入る前はこの仕事は器用な人がするものじゃないのかな?と思っていて多少、不安がありました。
でも、日々練習や勉強をしていくうちに自然で出来るようになる事が増える。その変化がとても面白くも感じるのです。
まさに「手」を使う仕事だから、とてもわかりやすい。
そして、自分の技術を使って誰かをきれいにしたり、整えたりする。それは決して機械相手ではなく、人。ダイレクトにその感想や様子を感じる事が出来ます。
もちろん、だからうまくいく事ばかりではない。新人の頃は、うまくいかず苦い思いを経験した理容師さんも沢山。でも、それでも今も続ける事が出来ている理容師さんは、お客さんの「嬉しい!」という喜ぶ姿を目の当たりにしているからだと思います。私もその一人。
なんのために働いていますか?
凄い質問~~(笑 直球~~!
でも、「お金のため」だけじゃないよねぇ~(もちろん大切な事だけど
きれいごとに聞こえるかも知れないけど、お客さまに喜んでもらえるから、やっぱり楽しく仕事が出来るのだろうなぁと。
そして、お客様が喜んでくれる事。それは自分をも喜ばせる事。そして、仕事をすることで自分を確立できていくのかなとも。
あなたなら、なんと答えますか~?!
ちなみにこちらのMさん。現在、中学生ですが、出会いは2012 6月。私は別のサイトでブログを書いていたのですが、そのブログを見つけて、パステルアートに興味を持ってきてくれたのがきっかけ。
もちろん、ブログを見ていたのはそのお母さんで、その後、そのお母さんも体験にきてくれてそこからのご縁。
今も仲良くさせてもらっています。
その後、パステルアートのイベントに遊びに来てくれたり、色々とサロンに顔出しをしてくれていました。
なんだかとても懐かしい。
こんな風に少しずつ成長を見させてもらえるのも理容師の醍醐味かもしれません~!
今日は楽しい可愛いインタビュアーちゃん。 ご来店ありがとうございました。
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