映画「糸」を観てきました。
映画「糸」
1998年にリリースされた中島みゆきさんのヒット曲「糸」をモチーフに主演 菅田将暉さん、小松菜奈さんが演じる平成元年に生まれた2人の出会いと別れを繰り返し、そして平成の最後にまた出逢える18年間に渡る壮大なストーリー。
とはいえ、決して「恋愛」だけがテーマの映画ではなく、数多くのメッセージを含ませてくれています。
本来は、2020 4.24 に公開だったこの映画。でも、コロナウイルスの感染拡大の影響で延期になり、ようやく2020 8.21に公開となりました。
この映画。撮影場所は関東だけにとどまらず、北海道、沖縄、シンガポールで行われているので、いかに壮大なストーリーで、色々な展開があることを物語っているかと。
観たかった理由
この映画を観たかった理由は、実は不純?です(笑
私は竹原ピストルさんのファンなのですが、今回そのピストルさんが小松菜奈さんのおじさん役で出る事がわかっていました。
ピストルさんは
2016に映画「永い言い訳」に出演し、第90回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞したり、歌だけでなく、演技もとても奥深く目が離せない方なのです。
そんな事もあり、やはりそれを映画館で観たいという想いがあふれ出していました。
公開こそ、延期になりずいぶん前の事になりましたが、この映画が撮り終わりその期間にラジオ番組に「この映画がとても楽しみです!」という内容のお便りを出した事がある私。
その際に、そのお便りが採用されて少しお話してくれたのですが、ピストルさんはラジオで
そんなに多く出ているわけじゃありませんからね~!でも、役柄に「ちょい役」という言葉を使うのは好きではないんですよ。どんな役柄も大切だと思っています、今回のも。そして、とてもいい映画です。というようなニュアンスでお返事してくれていたのです。(正確な言い回しじゃなくてごめんなさい)
そんな事もあり、公開が本当楽しみだった。
それが例え数秒の出演でも。
コロナ禍での映画館
そして、このコロナ禍。コロナウイルスが感染拡大してから映画館には全く行っていませんでした。どんな様子なんだろう。
行った方のお話を聞くとしっかりと感染予防対策はしてあったとのこと。
とはいえ、あまりにも混雑しているようなら帰ろう・・それくらいの覚悟で足を運びました。
そしてリスクは少ないタイミングを狙おうとも。そこで平日の朝一番に行くことに。
今回向かったのは、イオンシネマ(金沢フォーラス)
金沢駅前にあるファッションビル「金沢フォーラス」内にあるのですが、そのフォーラスは営業時間は10:00。
どうやって入るの?といったん思いましたが、左側の入り口から入れます。
早速、チケットを購入して入場。サーモによる検温。チケットのもぎ取りも事前に自分でしておいてほしいとアナウンスがあります。そして、色々な箇所に消毒。そしてソーシャルディスタンスをしやすいように案内も。
月曜日は1100円で観ることができました。
館内もマスク着用でしたし、席の間隔もしっかりとあけてあり、換気も常にしてあるとの事。
映画「糸」 観終えて
目的のピストルさんは、ご本人がおっしゃっていたように本当にアッという間の出演でしたが重要な役割だったと思います。
そして、それと同時に急なピストルさんの登場にとても動揺してしまいました(笑 それくらい夢中になって観ていました。
すでにこの映画を観た友人達からは
ハンカチとティッシュは絶対に持っていってね!
本当にそうでした。
思い切り泣いてきて、少ししていたメイクも取れました。
でも、なんだろう・・・この終わった後のあたたかな気持ち。そしてまだ残る余韻。
単なるラブストーリーではなく、多くのメッセージを感じ取る事が出来るかと思います。劇中の中島みゆきさんの「ファイト!」も度々出てきて、それもとても良かった。みゆきさんの歌の力、言葉の凄さ、深さを感じました。
そして、色々な立場、色々な方向から観て感じる事が出来る映画だなと。
人にもっと優しくしたくなる。
そんな、とてもおすすめな映画です。
イオンシネマ(金沢フォーラス)アクセス
にほんブログ村